道路監視システム
はじめに
以下の前回記事で難所であり要所はクリアしたので、いよいよ道路監視システムとしてのシステム化を行う。
全体的な処理の流れ
1、10分に一度撮像して保存、後続処理に渡す
2、画像をもとに物体検知、数をカウント
2-1、(デバッグ用)検知した物体を四角形で囲っている画像を最長辺を指定して表示
3、2-1の画像を保存
4、1日単位のcsvファイルに検知した物体ごとの数を追記して保存
制限事項
・現時点でローカル保存のみで、NAS等の外部ストレージ保存は手動
今後自動NASバックアップを検討
・自動削除機能は未実装
現時点で1回10分当たり1MB弱、1日で140MB程度要してローカルのストレージが32GB(実際22GB)なので削除機能が別途
・夜間輝度調整
夜間は撮影しても真っ暗で、輝度調整しても限界なので諦める。
・タイムラプス動画作成
制限というよりも削除前に動画化して残すと面白いかも
ハードウェア系
・ラズパイ4B 4GB
・中華カメラモジュール 5M pixel(¥1000)
・配置環境
カメラモジュールが基盤剥き出しなので養生(見た目悪い)
撮像対象のイメージ(イラスト
ソースコード
・画像から分析、結果を出力
・分析結果からデータを可視化してWebサイト上に動的に掲載
実行結果
csvファイルに追記した結果は気が向いたタイミングでグラフ化予定。
遠いところにある車などは検知ができていないので、このモデルの限界と思われ。
中華カメラでも問題なく動作しているので地味にすごい。
しばらく運用して気になるところは随時改良予定。